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| 悩み多き者よ |
作曲・作詞:斉藤哲夫 収録アルバム:秋ゆく街で〜オフ・コース・ライヴ・イン・コンサート〜 演奏時間:4'29" オリジナル発表年月日:1974年12月20日
オリジナルはフォークシンガーの斉藤哲夫が1970年2月に発表したデビューシングル。当時20歳の斉藤が書いた自作曲で、変わりゆく時代を歌った詞作が注目を浴び、斉藤が「若き哲学者」と呼ばれるゆえんとなった。 オフコースは、この曲を1974年10月26日に中野サンプラザで開催されたリサイタル「秋ゆく街で」で取り上げカヴァーした。ヴォーカルは小田和正と鈴木康博の2人で、2人のアコースティックギター弾き語りによるアレンジで披露された。また、この時は続けて井上陽水の『傘がない』をメドレーとして演奏している。この日の演奏は、公式ライヴアルバム『秋ゆく街で〜オフ・コース・ライヴ・イン・コンサート〜』で聴くことができる。 ちなみに、オフコースは1975年3月22日のリサイタル「オフコースの小さな部屋」第1回でゲストに斉藤哲夫を招き、斉藤の「Good Time Music」で共演を実現している。また、この時斉藤のミニライヴが開催されているが、この曲をはじめ何が演奏されたか詳細は不明である。 「オフコースの小さな部屋」での共演から31年が経過した2006年に、小田は自らが主催して毎年末にTV放送している音楽番組『クリスマスの約束』で斉藤をゲストとして招き、再度共演が実現し、この曲も共演された。この時斉藤と共演された他の曲は、斉藤の「いまのキミはピカピカに光って」と「Good Time Music」。この年の『クリスマスの約束』は、2006年12月28日にTV放送された。
演奏者 Kazumasa Oda:Guitars,Vocal Yasuhiro Suzuki:Guitars,Vocal
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| 夏の別れ |

作曲・作詞:小田和正 収録アルバム:(1)Still a long way to go、君住む街へ、OFF COURSE 1969-1989 (2)LOOKING BACK 2 収録シングル:(1)夏の別れ (2)風の街 演奏時間:(1)4'32" (2)4'15" オリジナル発表年月日:(1)1988年6月9日 (2)2001年3月7日
オフコース最後のオリジナルアルバムとなったアルバム『Still a long way to go』に収録された、小田和正の曲。「眠れぬ夜」「こころは気紛れ」に似たポップ調のラヴソングだが、ゆったりとしたバラード風のテンポにアレンジされている。恋人との別れを淡々と歌う詞作が印象的。エンディングのギターソロは松尾一彦。 当初、『Still a long way to go』からのシングルカットとして、「she's so wonderful」に続き「昨日 見た夢」が発売される予定だったが、オフコースの解散が決定的となったため、急遽この曲がシングルカットされることとなり、1988年10月25日にシングル発売された。この曲が選ばれたのは、タイトルが解散にふさわしいと判断されたからであろう。チャートでは最高82位(累積売上枚数4千枚)と不調に終わった。その後1989年2月にオフコースが解散したため、この曲が結果的にオフコース最後のシングルとなった。 アルバム発売後に開催されたコンサートツアー「Still a long way to go」と、オフコースの解散コンサートとなった「The Night with Us」で演奏された。 小田は、ソロになってオフコース時代の楽曲を現在の自分なりのアレンジでセルフ・カヴァーする一連の「LOOKING BACK」でこの曲をリメイクし、セルフ・カヴァー集第2弾『LOOKING BACK 2』と、その先行シングル「風の街」のカップリングで発表した。オフコースではシンセを中心としたアレンジだったが、リメイクではアコースティック主体にアレンジし直している。また、第2節の歌詞「君の声がかすれて」をハミングに変更する形でカットしているほか、エンディングにリフレインを追加している。コーラスはすべて小田によるオーバーダブである。 「LOOKING BACK」で取り上げられたものの、この曲が小田のソロ活動においてコンサートで取り上げられたことはない。
演奏者 (1)オリジナル Kazumasa Oda:Keyboards,Vocal Kazuhiko Matsuo:Guitars,Backing Vocal Hitoshi Shimizu:Bass,Backing Vocal Hitose "Jiro" Oma:Drums,Percussion Hideki Mochizuki:All Instruments Programming Produced and arranged by OFF COURSE Mixed by Koji Sugimori
(2)「LOOKING BACK」リメイク Kazumasa Oda:Vocal Yoshiyuki Sahashi:Guitars Nathan East:Bass Mansaku Kimura:Drums Hideki Mochizuki:Programming Produced and arranged by Kazumasa Oda Mixed by Bill Schnee
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| 夏の終り |
作曲・作詞:小田和正 収録アルバム:(1)FAIRWAY、SELECTION 1978-1981、Millennium Best、i(ai)、ツイン・ベスト、Departures (2)LOOKING BACK 収録シングル:(2)真夏の恋 演奏時間:(1)3'45" (2)4'02" オリジナル発表年月日:(1)1978年10月5日 (2)1994年7月15日
小田和正がオフコースとして1978年のアルバム『FAIRWAY』で発表した、メロウなAOR風バラード。当時のオフコースらしい、穏やかな作風や鈴木康博とのハーモニーが心地よい。ストリングスの編曲は小田が自ら手がけている。この曲がシングルとして発売されたことはないが、ファンの間では人気が高く、オフコースの当時からベスト盤に収録されるなど、小田の曲でも比較的有名な方である。矢野顕子(1986年、アルバム『峠の我が家』収録)をはじめこの曲のカヴァー・ヴァージョンもいくつか存在する。 この曲は、小田によると、小田の母親が気に入っていた曲だという。 「そういえば、『FAIRWAY』の中の「夏の終り」って曲は、お袋が好きだって言ってたな。ちょっと小学校唱歌に近いような、そんな響きがあるんだ、あの曲には。だから気に入ってくれたのかな」(小田) この曲はオフコース時代に、発表後しばらくコンサートで演奏されている。リサイタル「秋ゆく街で」最終回(1978年10月23日〜25日)でも演奏された。 オフコース解散後、小田が初めて取り上げたのは1992年8月のコンサート「HOME TOWN DECISION」でのこと。アンコールで最後に演奏された。同月のコンサート「MY HOME TOWN」でも、本編で演奏された。 1994年には、一連の「LOOKING BACK」セッションにてこの曲がリメイクされ、シングル「真夏の恋」のカップリングとして発表された。このシングルに収録したのは、曲タイトルが「夏」つながりだからだろうか。1996年の小田のセルフカヴァー・アルバム『LOOKING BACK』にも収録されている。リメイクでは、小田のピアノ弾き語りを中心としたシンプルなアレンジが施されている。また、オフコースでは冒頭に挿入されていたサビをカットしている。 小田のお気に入りの曲であるためか、この曲はその後もコンサートなどでしばしば取り上げられている。特に、季節柄夏に演奏されることが多い。1996年のコンサート「LOOKING BACK」、2001年のトーク・ライヴ「LOOKING BACK 2 TALK&LIVE」(仙台・横浜のみ)、2005年の「大好きな君に」ツアー(一部公演のみ)で演奏されているが、ほとんどが「LOOKING BACK」でのリメイクを基にした弾き語りアレンジである。
演奏者 (1)オリジナル Kazumasa Oda:Keyboards,Vocal Yasuhiro Suzuki:Guitars,Percussions,Backing Vocal Kazuhiko Matsuo:Guitars Hitoshi Shimizu:Electric Bass Hitose "Jiro" Oma:Drums,Percussions Produced by Toshifumi Mutoh,Kazumasa Oda,Yasuhiro Suzuki Arranged by OFF COURSE Strings arranged by Kazumasa Oda Mixed by Ryoji Hachiya
(2)「LOOKING BACK」リメイク Kazumasa Oda:Vocal Yoshiyuki Sahashi:Guitars Luis Conte:Percussions Hideki Mochizuki:Synthesizers Programming Produced and arranged by Kazumasa Oda Mixed by Bill Schnee
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| 夏から夏まで |

作曲・作詩:小田和正 編曲:オフコース 収録アルバム:(1)OFF COURSE 1969-1989 (2)SELECTION 1984-1987(IT'S ALL RIGHT) 収録シングル:(1)夏から夏まで 演奏時間:(1)4'17" (2)3'49" オリジナル発表年月日:(1)1985年9月21日 (2)1987年7月5日
1985年4月26日に始まったオフコースのコンサートツアー「The Best Year of My Life」のために小田和正が書き下ろしたアップテンポのハードロック調の曲。小田は、ツアー中に「もう1曲くらいノれる曲があってもいいのでは」と考え、メンバーの同意を得た上で急遽新曲を書いてシングルとして発売することに決めた。それがこの曲ができた経緯であり、シングルB面に収録された「ぜんまいじかけの嘘」もツアーを盛り上げるために松尾一彦が書き下ろしたものである。レコーディングはツアーの中休みにあたる1985年7月31日から8月8日の間に行われた。 1985年9月21日にシングル発売され、最高9位まで上昇した。B面は先述の「ぜんまいじかけの嘘」。 この曲は、リズミカルで斬新なアレンジを念頭に置いて録音されたため、シンセサウンドを積極的に導入した後期オフコースの中でもとりわけ実験的な仕上がりとなった。力強いシンセドラムを中心に、シンセサウンドが全面的に使用されている楽曲は、オフコース及び小田の楽曲で最も異色の作品と言えよう。シングル発売当時、小田をラジオ番組に招待した坂本龍一がその斬新なアレンジに驚いたというエピソードもある。キーボードの大部分は、当時のツアーメンバーだった西平彰が演奏している。 この曲はオリジナルアルバムには未収録であり、1987年のベスト盤『SELECTION 1984-1987(IT'S ALL RIGHT)』で初めてアルバムに収録された。その際は、エンディングの繰り返しを1回少なくしたショート・ヴァージョンを収録している。1998年に発売されたシングルA面集『OFF COURSE 1969-1989』には、当初のシングルヴァージョンが収録された。 シングル発売に先駆けて、1985年8月30日の大阪城ホール公演からコンサートのセットリストに加えられ、その後はツアーを通して演奏されている。しかし、「The Best Year of My Life」ツアー以外でこの曲がオフコースのコンサートで取り上げられることはなかった。 また、小田もこの曲をソロのコンサートで取り上げたり、再演したことはない。
演奏者 Kazumasa Oda:Keyboards,Vocal Kazuhiko Matsuo:Guitars,Backing Vocal Hitoshi Shimizu:Bass,Backing Vocal Hitose "Jiro" Oma:Drums,Percussion Akira Nishihira:Keyboards Produced by OFF COURSE Mixed by Bill Schnee
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| 渚 ふたりで |
作曲・作詩・編曲:小田和正 収録アルバム:MY HOME TOWN 演奏時間:4'37" オリジナル発表年月日:1993年10月27日
小田和正のソロアルバム『MY HOME TOWN』で発表されたラテン風味のバラード。「16号を下って」をほうふつさせる、アコースティックギターやパーカッションを中心に据えた、ゆったりとしたアレンジが心地よい。ベースは珍しく、ネーザン・イーストではなくプログラミングによるものである。バッキング・ヴォーカルは佐藤竹善。 アルバム『MY HOME TOWN』発売後にアルバムツアーが行われなかったためか、この曲がコンサートで演奏されたことはない。
演奏者 Kazumasa Oda:Vocal Yoshiyuki Sahashi:Guitars Luis Conte:Percussions Hideki Mochizuki:Synthesizer Programming Chikuzen Sato:B.G.V. Produced by Kazumasa Oda Mixed by Bill Schnee
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| 流れゆく時の中で |
作曲・作詞:鈴木康博 編曲:オフコース 収録アルバム:(1)(2)NEXT 演奏時間:(1)1'42" (2)4'27" オリジナル発表年月日:(1)(2)1982年9月21日
オフコースが1982年に自主制作したTV映画『NEXT』のために鈴木康博が書き下ろしたバラード。 『NEXT』は、TBS系の特別企画番組として小田和正を中心にオフコースが制作した映像作品。監督・脚本・演出・出演すべてをメンバー自らが担当している。番組は1982年9月29日に放映された後ヴィデオ化され、現在はDVDで見ることができる。ストーリーは、1982年に「解散」したオフコースのメンバーが、1987年に強制的に再結成させられ、日本武道館コンサート(1982年6月30日)の再現をするというドラマ仕立てのもの。オフコースの他に、中村敦夫・片岡鶴太郎・富樫要などが出演している。既に鈴木はオフコースの脱退を内々に表明しており、結局この映画が鈴木脱退前のオフコース最後の活動となった。 劇中にはオフコースの過去の楽曲が多数使用されているが、新曲としては小田の『NEXTのテーマ〜僕等がいた』と、鈴木の『流れゆく時の中で』の2曲が書き下ろされ、実際に映画で使用された。この曲は、「9月21日」の朝鈴木がたたずむシーンで冒頭部分のみ使用されている。また、オーケストラのアレンジによるインスト・ヴァージョンも制作され、こちらは「9月20日」の小田の誕生日を祝うシーンで使用されている。この2ヴァージョン共に、映画のサントラ盤『NEXT SOUND TRACK』(1982年9月21日)に収録され、TV映画放映に先駆けて発表された。 当時の鈴木は、既に小田をはじめ他のオフコースのメンバーと距離を取っていたため、この曲の演奏はすべて鈴木によって行われている。そのためか、オフコースよりは鈴木のソロアルバムに近い、シンセを多用した作風となっている。ヴォーカルもすべて鈴木が担当している。インスト・ヴァージョンの方にはオフコースのメンバーは演奏に参加していない。 歌詞は、オフコースを離れ一人で音楽活動を続けてゆく鈴木の決意が歌われているかのよう。同じくオフコースの「解散」を歌った小田の『NEXTのテーマ〜僕等がいた』と対になった詞作である。 鈴木のオフコース脱退直前の作品であり、既にコンサート活動が休止されていたため、この曲がオフコースのコンサートで演奏されたことはなかった。鈴木は、オリジナル発表から25年経った2008年になってソロコンサートでこの曲をピアノ弾き語りのアレンジで取り上げている。
この曲に関する映像は以下に収録されている。 (1)映画『NEXT』、誕生日のシーン(インスト・ヴァージョン) DVD『NEXT』 (2)映画『NEXT』、9月21日・朝(オリジナル・ヴァージョン) DVD『NEXT』
演奏者 (1)インスト・ヴァージョン Tada Strings Section:Strings Keiko Yamakawa:Harp Mitsuru Sohma:Flute Hiroyuki Ban:Oboe Motoe Miyajima:Clarinet Kazuo Uchino:Clarinet Produced by OFF COURSE Mixed by Shiroh Kimura
(2)オリジナル・ヴァージョン Yasuhiro Suzuki:All Instruments and Vocals Produced by OFF COURSE Mixed by Shiroh Kimura
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